デュナミスの備忘録

忘れっぽいデュナミスが忘れないように記しているという裏設定があります。ここでの内容は私個人の意見・見解です。

ラブライブ!の疑問点

こんにちは。

 

 

デュナミスです。

 

 

先日、高校時代の先生から、ラブライブ!についての質問を受けました。

 

 

 

ラブライブ!のμ'sが通っている学校は国立音ノ木坂学院という名前で、千代田区にある歴史と伝統のある国立の高校という設定です。

 

 

そんな高校が廃 校 寸 前になるところから物語は始まります…

 

 

 

ってあれ?

 

 

千代田区にある、歴史と伝統のある国立の高校って廃校寸前までなるんですか?

 

 

デュナミスはそんな事を考えずにラブライブ!を鑑賞していたので、先生に言われて初めて気付きました。

 

 


今回は国立音ノ木坂学院が廃校する経緯をデュナミスなりに考えてみたいと思います。

 

 

 

 

 

まず、今の日本で廃校した東京の国立の高校は2つだけです。

 

 

 

東京大学教育学部附属高等学校東京学芸大学附属高等学校大泉校舎です。

 

 

 

しかも、どちらも、それらの附属の中学校と統合し、中等教育学校ということで現代も現役で高等学校の役割を果たしています

 

 

 

つまり、東京都の国立の高校は実質廃校したことがないのです。

 

 

 


つまり、国立音ノ木坂学院はよっぽどのことがない限り廃校しないのです。

 

 

 

国立は国が学校経営の主体となって生徒を育成しているのですから、授業料も私立に比べて安く、質の高い教育を受けさせることができるのです。

 

 

 

しかも、当初の国立は偏差値に合わせて様々なレベルの学校があったのですが、時が経つに連れて、新設の私立や公立が偏差値の1番下のポジションに入るのは学校の鉄則なので、国立の偏差値は相対的にどんどん上昇します。

 

 

つまり、国立音ノ木坂学院は、少なくとも偏差値的には中堅校または上位校ということになります。

 

 

 

しかも、歴史と伝統があるならば、それなりに卒業生が多く、卒業生の有名大学への進学や有名企業への入社など、学校の偏差値を上昇させる要因は様々あるはずです。

 

 

 

実際、アニメの中にも、国立音ノ木坂学院の卒業生である父母世代が登場します。

 

 

 

また、国公立はいち早く男女共学を進め、終戦当日既存の男女別学はGHQによって、共学になりました。

 

しかし、北関東や東北の担当者は共学化に熱心ではなかったので、優秀な国公立が男女別学であることが多いのです。例えば浦和高校など。

 

従って、現在存在している国公立の男女別学は戦前に作られたことがわかり、戦後、GHQの命令を無視した可能性が高いです。

 

 

従って、音ノ木坂学院は歴史と伝統はしっかりと存在し、偏差値が低くはないということが推測できます。

 

 

 

 

では、そのよっぽどのこととはなんでしょうか?

 

 

まず、アニメの中なので、架空の世界が描かれているという前提があります。

 

 

それを踏まえてメタ的に考えるならば、このラブライブ!の製作者はどのような意図で、音ノ木坂学院を公立や私立ではなく、国立という設定にしたのかを考えます。

 

 

 

前述したように、東京都の国立は実質廃校したことがないのです。

 

 

 

その国立を廃校させるということは、よっぽど大きなことがあったのだと考えます。

 

 

そして、作品のキーワードとしての上げられるのはスクールアイドルという概念です。

 

 

学校の特色を発信する1つの手段として、学校の生徒の一部ががスクールアイドルとして外部に発信する役割を担っています。

 

 

また、国立音ノ木坂学院の廃校の理由として説明されているのが、特色のなさです。

 

 

学校の設備はそれなりに充実していることがアニメの中から読み取れますが、学校のランドマークとして働く特徴的な建物や施設がないと言及されています。

 

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↑国立音ノ木坂学院の校舎

 

 

そのような特色がない学校には生徒が来ないと説明されています。

 

 

 

逆に、同じ秋葉原にあるUTX学院は、特徴的な校舎整った美しい設備A-RISEという全国にも誇れるスクールアイドルという、アニメの中の設定で生徒を引き寄せる魅力がある学校で描かれています。

 

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↑UTX学院(秋葉原UDXビルがモチーフです)

 

 

ある意味国立音ノ木坂学院と対照的な存在です。

 

 

つまり、設定の中では、UTX学院のような設備は充実しており、特徴的な校舎をしており、スクールアイドルも優秀であれば、生徒から人気が出ると予測されます。

 

 

従って、スクールアイドルというものは、学校にある様々な特色を象徴的に映した存在であると考えられます。

 

 

 

 

そして、学校の特色というのが全面に押し出されていた時代が日本にもありました。

 

 

それは、2000年代にブームとなった学校選択制です。

 

 

現在は下火になりつつありますが、現在でもこの考え方が残っている場合もあります。

 

 

 

学校選択制とは、既存の学習指導要領を教えるだけではなく、学校独自の特色を活かして教育することで、学校の教育方針を達成し、生徒を呼び込もうとする考え方です。

 

少子化により、学校の定員割れが叫ばれる中、学校が生き残りをかけたやり方でもあります。

 

また、学区という形で学校を決めるのではなく、親や子供の選択の自由を与えるという考え方もあります。

 

 

 

 

この学校選択制が過剰に発達したパラレルワールドのお話だったら、学校の特色というものが生徒数に直結し、国立でさえも廃校にさせるのではないかとデュナミスは考えました。

 

 

そう考えると、UTX学院は学校選択制に対応した、ラブライブ!の世界の中で先進的な学校であり、国立音ノ木坂学院は、学校選択制に対応しなかった後進的な高校であると考えました。

 

 

 

そう考えると、学校の方針として、国立なので、国のやり方や今までのやり方で続けてきたが、それが通用しなくなったという風に考えることができます。

 

 

そうすると、1期に見られたスクールアイドルを立ち上げようとする穂乃花スクールアイドルの立ち上げに反対する絵里との対立は、方針を転換して学校選択制の波に乗るのかそれともこのままの方針で行くのかという対立を象徴していると考えることができます。

 

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結果的にはスクールアイドルを立ち上げることになるのはご存知の通りです。

 

 

スクールアイドルを立ち上げ、学校の方針を転換したということは、ラブライブ!の世界は今までの伝統のやり方が通用しない世界であるという象徴的な出来事であると言えます。

 

 

 

ある意味で学校選択制への皮肉ではないかとデュナミスは考えます。

 

 

 

この世界での国立というのは、学費の面では他の私立よりも安く、学校で教えるための最低限の設備は整っていて、歴史と伝統があるのに、学校選択制に勝てないということが言えます。

 

 

ということは、国立音ノ木坂学院とUTX学院の学業の差はそれほどないと言えます。

 

 

音ノ木坂学院は前述した通り、低くても中堅校です。それに学校選択制で勝てる学校であるUTX学院は学業がどうなのかという疑問が残ります。

 

 

そのため、学業の差以上に学校選択制では特色が重要であるということを意味しています。

つまり、学校選びに学力は関係ねぇということが成り立ちます。

 

 

これは学力偏重主義の批判であると同時に、学校選択制への皮肉と捉えることができます。

 

 

従って、ラブライブ!という作品では、学校選択制が大きな影響力のある世界で、国立音ノ木坂学院はその流れに逆らったために廃校に追い込まれたという見方ができます。

 

 

デュナミスはこのように考えたのですが、別の考えがある人の意見を受け付けています。

 

 

 

デュナミスはこう考えたのですが、他の立場からの推測が気になっています。

 

 

 

 

このように考えたことを忘れないようにこの備忘録に記したいと思います。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

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