デュナミスの備忘録

忘れっぽいデュナミスが忘れないように記しているという裏設定があります。ここでの内容は私個人の意見・見解です。

サッカー日本代表W杯アジア最終予選前半戦を振り返って

こんにちは。

 

 

最近サッカー関係の記事を書いてないなぁと思ってしまったデュナミスです。

 

 

ちなみに、新作のポケモンが発売して間もないですが、このブログの執筆や他の資料作りの影響でポケモンをプレイする時間が確保できていないのは秘密です。

 

 

サッカーって何度見ても面白いんですわ。

 

 

ゴールにボールを入れるのが他のスポーツよりも大変な分、ゴールにボールが入った時の爽快感はなんとも言えないものがあります。

 

 

この記事を執筆しているときは2016年も終わりに近づいている時期です。

 

 

サッカー日本代表はW杯アジア最終予選が半分終わりました。

 

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現在、勝ち点10で2位に付けています。

 

 

W杯アジア最終予選の前半戦を振り返って、この記事に自分なりにまとめてみたいなぁと思います。

 

 

 

 

-前半戦の総括-

 

W杯アジア最終予選の前半戦はかなり波乱でしたね。

 

初戦のUAE戦に負けてしまう、まさかの負けスタートです……

 

その後も5試合して、3勝1敗1分勝ち点10で、グループ2位ですね。

 

初戦というものは、非常に大事なんですね。

 

なんでか知らないですけど、初戦を黒星でスタートさせると、W杯に出場できないという過去のデータもあります。

 

 

でも、暗いニュースばかりではありません。

 

日本代表の新たなるエースが誕生しました!

 

原口元気選手です!!

 

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原口元気選手、ドイツのヘルタ・ベルリンに所属。

 

この人は、ヘルタ・ベルリンに移籍して、マジで変わりました!

 

昔は今で言うG大阪の宇佐美選手のようなタイプで、天才的なドリブル力で浦和レッズの攻撃を牽引していました。

 

しかし、守備も宇佐美選手のように献身性とは対極の位置にいました。

 

そのため、ヘルタでも最初は苦戦していました。

 

しかし、最近はヘルタの攻撃を牽引して、守備も手を抜かない怪物のような選手に成長しました。

 

そんな原口選手もW杯アジア最終予選で4試合連続ゴールという偉業を達成しました。

 

すげぇ(小学生並みの感想)。

 

これはエース級の活躍です!!

 

また、代表も少しづつ世代交代をしています。

 

W杯アジア最終予選を戦いながら世代交代を進めているハリルホジッチ監督の手腕は惹かれるものがあります。

 

普通は世代交代をしてから最終予選に臨むのですが、アギーレ監督の解任があったせいで、準備期間が単純に短いという問題があります。

 

その中で世代交代を進めるという難しさは当然あると思います。

 

これから後半戦に向けて、もっと世代交代が進むのか、そして北京五輪世代とロンドン五輪世代とリオ五輪世代がどのように融合していくのかが楽しみです!!!

 

 

 

-オーストラリア戦の評価-

 

次に、最終予選の中でも、デュナミスが特によかったと思う2試合をピックアップしてお話ししたいと思います。

 

1つ目はオーストラリア戦(アウェー)です。

 

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↑オーストラリア戦のスタメン

 

結果として1-1引き分けで終えています。

 

この試合はメディアが相当叩いていましたね。

 

デュナミスは、この試合を頭ごなしに叩いたメディアはサッカーメディアとして低レベルだと思います。

 

まず、日本サッカーには、ポゼッションサッカー信仰があります。

 

ボールを支配したものが試合を支配するという至ってシンプルな考え方です。

 

でも、この考え方って変じゃないですか?

 

この考え方ってかなり前の黄金期と呼ばれたバルセロナの考え方ですよね。

 

つまり、もう時代遅れ!!!

 

もう1つ付け加えるなら、いくらポゼッションをしても、100%-0%にならない限り、相手がポゼッションしている時間帯もあるということです。

 

相手のポゼッションしている時間帯はどうすればいいんですかね?

 

ボールを奪う?

 

そんな単純に奪えたら、苦労していないですよ……

 

また、サッカーにはカウンター戦術もあるので、ポゼッションしていれば勝てるなんて甘すぎます。

 

じゃあ、どうしろって??

 

答えは単純です。ポゼッションとカウンターを組み合わせればいいのです。

 

これが2014年のブラジルW杯での優勝したドイツの結論です。

 

そのために、攻守の切り替えが口すっぱく言われているのです。

 

わかりやすい話にしたら、攻守の攻がポゼッション戦術で、守がカウンター戦術だと考えれば、ハリルホジッチ監督の言うことも納得できます。

 

それなのに、メディアはポゼッションは良い、カウンターは悪い見たいな図式を作っています。

 

これって変じゃないですか?

 

カウンター戦術も立派な戦術ですよ⁈⁈

 

現代では、あのバルセロナでさえもカウンター戦術を使いこなします

 

その中で、ポゼッション戦術はザッケローニ元監督だったり、アンダーカテゴリーの監督が確立しているので、ハリルホジッチ監督はカウンター戦術を作ろうとしているのかなと感じます。

 

そして、ポゼッション戦術とカウンター戦術を整えて、ロシアW杯に出場しようと考えているんじゃないですかね。

 

以上の理由から、カウンター戦術の大事さであったり、目指すものであったりを語りました。

 

ここまでは前置きですよ。(長い)

 

これを踏まえながらオーストラリア戦を考えます。

 

オーストラリア戦は、全体的にポゼッション率を下げて、カウンターを狙いにいく戦術でした。

 

これを、ポゼッション信仰のメディアは、日本が弱くなっただとか、逃げの戦術だとか、散々に叩いています。

 

先程から述べている通り、カウンター戦術は非常に大切な戦術1つなのに、カウンターを多用すれば叩くなんてどういう神経をしているんですかね??

 

考え方としては、ポゼッション戦術とカウンター戦術があって、オーストラリア戦では、カウンター戦術の比率を意図的に高めた感じです。

 

あとは、カウンターも大きく2種類に分類できます。

 

一般的なカウンターである、自陣に深く引いて守るカウンターと、相手DFやDMFがボール回ししているとき(ボールが高い位置にあるとき)からプレスをかけるショートカウンターの2種類です。

 

オーストラリア戦のカウンターは、オーストラリアに敢えてボールを回させる、一般的なカウンターをカウンター戦術でとっていました。

 

もちろん、日本がボールを保持する時間帯には、ただ攻撃を仕掛けるだけでなく、速攻と遅攻を使い分けていました。

 

この点では、オーストラリア相手にもポゼッション戦術をしていたと考えられます。

 

それが全体的を通して少なめだっただけですね。

 

ハリルホジッチ監督はリアリストとよく言われますが、そんなにリアリストかな?って思います。

 

メディアは、オーストラリア相手に一般的なカウンターを仕掛けただけでリアリスト??

 

それは違うんじゃないかな?と思います。

 

ハリルホジッチ監督の得意技カウンター戦術なんです!!

 

ハリルホジッチ監督は2種類のカウンター戦術を使い分ける天才的な監督です。

 

2014年のブラジルW杯の時のアルジェリアは、カウンターメインで戦い、優勝したドイツを苦しめました。

 

日本サッカーの伝統で、本来の良さであるポゼッション戦術にハリルホジッチ流カウンターを組み合わせているに過ぎないのです。

 

この時のワントップの本田選手というのは、前線でタメを作れる選手です。

 

だから、カウンターの起点としてワントップにおき、ポゼッション戦術のときにも、本田選手のタメを利用しながらサイドの選手が上がっていき、ポゼッションを組み立てた側面もあります。

 

そして、ハリルホジッチ監督下で化けた選手が原口元気選手なのです!!

 

前半の5分にオーストラリアのパスをカットし、そのままドリブルしてゴール!!

 

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これは、カウンターの教科書のようなプレーです。

 

豊富な運動量とときにはSBを助ける守備、前線からの守備を厭わない献身性、そして、浦和時代からさらに精度が高くなったドリブルが原口選手の武器です。

 

これは、カウンター戦術を仕掛けるチームにとって、物凄く大事な選手の素質です。

 

原口選手はある意味、ハリルホジッチ監督のカウンター戦術の申し子と言っても過言ではありません。

 

そして、後半のオーストラリアのPKですが、あれは原口選手がPKを与えてしまったので、メディアから戦犯扱いされていますが、元はといえば、相手の右サイドへのマークが甘かったために起こってしまったので、一概に原口選手が悪いとは言えないですね。

 

結論として、オーストラリア戦では、カウンター戦術の比率を意図的に高めたことにより、オーストラリアを嵌めることができた試合なのです。

 

今度のホームでのオーストラリア戦では、どんな戦術をどのくらいの割合で仕掛けるのでしょうか?

 

楽しみですね!!

 

 

 

-サウジアラビア戦の評価-

 

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サウジアラビア戦のスタメン。

 

前半後半チームを変えたのが、サウジアラビア戦ですね。

 

まずは、前半。

 

相手はペナルティーエリアでファウルを狙ってきます。

 

ならば、ペナルティーエリアに入れなければ良い!

 

単純明快!!

 

だから、ボールを持っているときは、ポゼッションサッカーをしつつ、奪われたら、すぐさまショートカウンターを狙っていたのが前半ですね。

 

ワントップの大迫選手は、前線でタメを作れるだけでなく、ボールを持った時のドリブルや強引なシュート、ボールを半身で受ける技術の高さといった、ハリルホジッチ監督の求めるポゼッション戦術やカウンター戦術の起点となれる選手です。

 

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サウジアラビア代表相手に懸命にプレーする大迫選手。

 

そして、左サイドの原口選手はカウンターの申し子として、ショートカウンターを狙う担当、中央の清武選手は、ポゼッション戦術のときの攻撃の組み立て役として、カウンター戦術のときには、パスの出し手としての正確なパスの配給があります。

 

次のW杯の時には、大迫-原口-清武ラインが強そう(小学生並みの感想)。

 

地味に長友選手が今回のW杯アジア最終予選では初先発でした。意外of意外です。

 

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サウジアラビア代表相手に守備をする長友選手。

 

右サイドに起用された久保は、代表初先発でしたが、右サイドで裏を狙ったり、ドリブルで仕掛けたりと及第点の活躍をしてくれました。

 

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サウジアラビア代表相手に果敢に仕掛けていく久保選手。

 

本田選手じゃなくて久保選手を起用した理由は、ショートカウンターを仕掛けるために、前線からの守備と、右サイドからの速攻を仕掛けるためだと考えられます。

 

だから、前半のこのチームはショートカウンターを中心に狙う、ある意味ゲーゲンプレッシングを目指すチームです。

 

リヴァプール監督、元ドルトムント監督で、香川真司選手の恩師のユンゲル・クロップ監督の代名詞がゲーゲンプレッシングというカウンター戦術の一種です。

 

ゲーゲンプレッシングの定義をドイツ・ブンデスリーガ研究 〜本家ドルトムントのゲーゲンプレッシング〜というコラムから引用させてもらいます。

  1. 攻撃時に速いタイミングで自陣から相手陣に縦パスを入れて、ボールを奪われたら一気に攻から守のトランジションをする。
  2. 次に、ボールを奪い返すために、激しく組織的なプッレッシャーを段階的にあるいは波状的にかけ続ける。
  3. ボールを奪ったら、かけ続けてきたプレッシャーの勢いのまま、スピードにのって、選手たちが次から次へと湧き上がるようにコレクティブな速攻でゴールを目指す。

 

ゲーゲンプレッシングをハリルホジッチ監督が目指していると考えるならば、攻めることに手数をかける本田選手より、手数をかけない久保選手を起用したことに納得がいきます。

 

もちろん、ポールを保持して、DFからパスを組み立てるプレーも見られたので、ボールを持った状態の時は、手数をかけて攻めるポゼッション戦術も行う選択肢もあるということは忘れてはいけませんし、ポゼッション戦術で崩せたシーンもありました。

 

従って、サウジアラビア戦の前半は、ゲーゲンプレッシングを"中心とした"高い位置でのプレスを目標にしたチームだったと考えられます。

 

一方ハーフタイムにOut久保→In本田と本田選手を投入し、試合が少し進んだ64分にOut清武→In香川と香川選手を投入しました。

 

一部のメディアは、本田選手が入ってから、攻撃が遅くなったからクソって叩いてますが、それは違います。

 

攻撃をわざと遅くしました。

 

攻撃時はポゼッション中心守備時は深いカウンターのサッカーに切り替えたのです。

 

1点をリードしている日本は、相手を自分のペナルティーエリアに入れない戦術としてのポゼッション戦術もそうですが、時間をかけて攻撃することで、相手にボールをもたせずに、奪ったリードを守りきる戦術としての側面があると考えます。

 

これによって、ポゼッション戦術を"中心として"、カウンターを織り交ぜつつも、時間をかけて逃げ切る戦術に切り替わりました。


だから、前半と後半でチームを変えたという表現をしています。

 

多分、ハーフタイムにもそんな指示があったのだと思います。


結果として、原口選手のカウンターだったり、奪ったボールを回しながら、連携で崩したりして、サウジアラビアの守備陣を崩し、原口のシュートで1点を入れました。

 

しかし、その後守備が一瞬崩れた隙を突かれて、1点を返され、2-1で日本代表が勝ちました。

 

終盤の相手のパワープレーでやられたので、それに対する対応はこれからの課題ですね。

 

相手がパワープレーを仕掛けてきたときは、長谷部をリベロとしてCBのサポートをするなどの改善策が考えられます。

 

全体として、守備はまだまだ甘い部分がありますが、ハリルホジッチ監督のポゼッション戦術とカウンター戦術を合わせた答えの片鱗が見えた試合のように見えました。

 

 

 

-日本代表のベストメンバー-

 

日本代表のW杯アジア最終予選の前半戦を振り返って、デュナミスが考ベストメンバーを考えてみました。

 

FW 大迫
AMF 原口 清武 小林悠
DMF 山口 長谷部
DF 長友 吉田 森重 酒井宏樹
GK 西川

 

うん。サウジアラビア戦から久保を小林に変えただけですね。

 

面白みがないですね。

 

なんでかというと、大迫がワントップで順応できたことと、大迫-清武ラインがあること、清武を置くためにはトップ下が必要なことが挙げられます。

 

小林は、ヘディングの強さがあるので、ドリブルの原口、ヘディングの小林とタイプの違うウィンガーがいることで攻撃にバリエーションが生まれます。

 

また、2人とも献身的な守備もできるのも高評価ですね。

 

SBの長友は、やっぱSBって守備だなって思ったからです。

 

守備も攻撃も高いレベルで実現できるSBで長友を超える選手はまだ出てきていません。

 

特に、守備性能を上げてくれればなぁと思います。

 

太田宏介はデュナミスの推しなんですが、守備性能がもうちょっと欲しいなぁと思います。

 

攻撃参加は本当に凄いです!

 

もうちょっとで内田篤人が実戦復帰するという情報もあるので、内田篤人には期待していますが、1年以上試合から遠ざかっているので、復帰してから様子を見たいのと、試合勘的にまだ酒井宏樹に軍配が上がります。

 

じゃあ、4-4-2にしたら

 

Out小林→In岡崎ですね。

 

そうすると、ポイントゲッターとしての大迫と、FWとMFの繋ぎ役としての岡崎ができます。

 

この場合、右サイドにはヘディングが強い小林に変えて、パスの出し手としての清武をコンバートさせます。

 

ヘディング要員として岡崎が入るので、小林よりもパサータイプの選手の方が良い感じがします。

 

小林を前線にコンバートする方法もありますが、岡崎の運動量やサポートをみて、小林はどう違いを作るのか?という感じですね。

 

清武は、パスの精度の高さと右サイドでも攻撃に参加できるユーティリティ性を評価しています。

 

オプションとしての4-4-2はありだと思います。

 

4-4-2やそれを変形させた4-2-3-1は、守備時にブロックを作って組織的に守れ、深いカウンターを仕掛けられるので、日本人の組織的な動きに合っていると思います。

 

また、4-2-3-1の時には、組織的な動きが必要とされるゲーゲンプレッシングのような戦術もできるとサウジアラビア戦で証明されたので、それを活用していくのも大賛成です。

 

結局のところ、攻守の切り替え、つまり、カウンター戦術ショートカウンターでも深いカウンターでも)をする時とポゼッション戦術をする時のメリハリを持って攻撃できれば良いのではないかと思います。

 

 

 

-おわりに-

 

前半戦はとりあえず2位で折り返すことができて良かったです。

 

後半戦はアウェー戦が多くなるので、過酷な戦いが待っているとは思いますが、それを楽しみにしたいと思います。

 

ロシアW杯に出て欲しい気持ちもあり、レベルの高い試合が見たいのもあるので、これからも日本代表が強くなっていったらいいなぁと思います。

 

やっとロンドン五輪世代が台頭してきて、代表に競争が出てきて、個人的には嬉しく、楽しみに思っています。

 

サッカー経験がないデュナミスなので、的外れな意見もあるでしょうが、お付き合いいただきありがとうございます。

 

この考え方を忘れないようにこの備忘録に記したいと思います。

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

-参考サイト-

 

『ドイツ・ブンデスリーガ研究 〜本家ドルトムントのゲーゲンプレッシング〜』、2014年、
https://soccer.skyperfectv.co.jp/s/staffblog/310 (2016年11月17日アクセス)。

 

 

 

 

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